鈴木永子さんのトーク!楽しかった。

5月21日の土曜日は鈴木永子さんのトーク会でした。あいにくの雨模様でしたが、鈴木永子さんが、早朝水戸をたって、「飛ぶ魚」に来てくださいました。この日は、親子連れもたくさんいらして、前方には子どもたちがいて、賑やかで楽しいトーク会になりました。鈴木さんはスライドを使いながら『ちょっとだけ』(福音館書店)のモデルになってくれた紅葉ちゃんが、すっかり大人になり、今は美術の大学を終え、絵本を描いてらっしゃることを教えてくださいました。そして、それぞれの絵本のモデルをしてくれた子どもたち、動物たちのお話、取材のエピソードなど、みなさんの笑いを誘いながら楽しく話してくださいました。そして『はやくかえってこないかな』にはケアンテリアを登場させたい!と思い描いていた犬になかなかお目にかからず、ついに運転中に路上で見つけたテリアを追いかけ、路地に入り、ついに持ち主に会うことができ、犬をデッサンさせてもらえたこと、そしてそれから月日が経ち、その犬が亡くなったことを持ち主の方からご連絡をいただいたこと、そして持ち主の方が「絵本の中にその姿があって本当にうれしい。よかった」と言われたエピソードも話してくださいました。
気さくな鈴木さんの語り口にすっかりリラックスして絵本ができるまでのお話を楽しませていただきました。
私は最初の3冊の絵本を担当させていただいて、絵本を完成させるのに、どんなに大変な努力を積み重ねられたかを目の当たりにしてきましたが、そういう苦労よりは、軽快にモデルの子どもたちの話などを、愉快な写真と一緒に語ってくださいました。ふざけるのが好きな活発な女の子のイーダ!の写真を撮された時などは、前にいた子どもたちに「(この顔)やってみて!」と言われたりもして!終始和やかな楽しいトーク会になりました。途中から雨も止み戸外で遊ぶ子どもたちの賑やかな声を聞きながらの、サイン会も無事終わり、鈴木さんは真鶴に一泊され、海と温泉を楽しまれた後帰路につかれました。
お話をうかがっていて、ひとつひとつの絵本のモデルの子供達と一緒に遊び友達になって描かれた絵だから、こんなに絵本の中で生き生きとしているんだ、ということがよくわかりました。ほんとうに楽しいひとときをありがとうございました!

ギャラリーカフェ飛ぶ魚

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