織茂恭子展きのう、きょう

 昨日は、『飛ぶ魚』で、今年出版される予定の『わにわにのバースデイブック』の編集作業が行われました。作者の小風さちさん、画家の山口マオさん、福音館書店の編集を担当している方の三人がお昼前に到着。「和っしょい」さんのパンでお昼をすませたあと、1ページずつ文と絵の詰めの作業をすること3時間。かなりシビアなやりとりの中、マオさんは絵筆片手にラフスケッチの完成をめざします。それから「わにわに」がイチゴのショートケーキをつくるのと同じように実際のケーキ作り。私などは電動泡立て器を使ってしまうのですが、そこはちゃんとした絵本づくり。マオさんはメレンゲの泡立て。頑張って泡立てたおかげで、ふわっと膨らんだスポンジのおいしいケーキができました。晩御飯に用意したカレーをみんなにたくさん食べてもらってデザートはもちろんショートケーキ。みなさん、遅くに東京までおかえり。ほんとうにご苦労様でした。楽しいバースデイブックができますように!編集責任のない気楽さで、楽しませてもらった、すてきな一日でした。

 きょうは昨日より寒いので、薪ストーブをたきましたが、途中で部屋が暖かくなってきました。初めて歩いてきて下さった方、子ども連れの方、画家のご夫婦が来てくださったとき、ちょうどあの羽生結弦の平昌オリンピックのフィギュアスケートの出場時間に。みんなで小さなIPADの画面で演技を見ました。すばらしかったですね!

夕方はご近所で文庫をしてる方が見えてお話。小田原湯河原の長い長い子どもの本をめぐる歴史の片鱗を知ることができました。ここに引っ越してきたときは、子どもの本に関わるすばらしい歴史をつくられた方々がいらっしゃることなど、露ほども知らず、真鶴半島の海で遊びたい、海を見下ろす山を歩きたい、ということで引っ越してきました。たまたま絵本の仕事を長いことしてきて、ここに絵本のギャラリーをひらいたことで、そういう方たちとお知り合いになれて、ほんとうにラッキーでした!子どもの本についての基本の考え方をきちっとふまえて、歩んでこられた方たちといっしょに子どもの本に今も関われることは思いがけない幸せです。

 きのう、きょうと画家の山口マオさん、森洋子さんが、織茂恭子さんの人形をとても気に入られて、手に入れてくださったのも、ほんとうにうれしいできごとでした。「これを励みにがんばります」と山口マオさんが「土塊」と題された人形をもっていわれていました。織茂さんの創作パワーが広がっていく――。

 織茂恭子展はあしたも開催します!