9月9日(金)から伊藤秀男展が始まります!

 まだまだ夏を楽しみたいというころ、台風や高気圧の影響で豪雨や災害が心配な日々です。先週は名古屋の伊藤秀男さんをおたずねして、9月9日から「飛ぶ魚」で展示の絵本原画や作品をおあずかりしてきました。

 大島渚さんが文をかかれた絵本『タケノコごはん』(ポプラ社)とご自身のクツワムシとりの思い出を描かれた『がちゃがちゃ』(福音館書店)の2冊の絵本の原画を展示します。

 大島渚さんの絵本はこんなお話です。

クラス一番の頼りになる友だち、さかいくんはお父さんが戦死してしまってから少し変わって弱いものいじめをするようになりました。担任の先生も戦争に行き、次に赴任してきたみんなが大好きな先生も戦争に行くことになりました。お別れの会でタケノコごはんを最後まで食べていたさかいくんは顔を上げ、初めて涙を見せていいます。「先生、戦争なんかにいくなよっ」

 このお話に絵を描くため、伊藤さんは京都に保存されていた古い小学校を取材され、教室を再現されたそうです。絵が物語るとはこういうことなのだ、と思わせてくれるすばらしい絵です。まえに小学5年生に読んだとき、おもしろかった、といってました。小学生5,6年生がたくさん見に来てくれるといいな、と思います。

 南が好きといわれる伊藤さんが世界を旅された時の絵、沖縄を旅したときの絵、ガラス絵、重ねガラス絵など、あたたかな熱を帯びた風景の中でそこに暮らす人々が生命力いっぱいに描かれています。沖縄の離島から帰ったばかりの我々とはしばし島の話で盛り上がりました。

 9月10日(土)2時から伊藤秀男さんのトーク、サイン会、茶話会があります。(会費1000円)5時半からは夕食会(会費1500円。フリードリンクは2000円)

 湯河原にも住んでおられたことのある伊藤さんの絵とお話をぜひお楽しみください。お申し込みはこちらへ。e-mail  tobusakana7702@gmail.com