12月、クリスマスを待ちながら

 12月になり、「湯河原真鶴アート散歩」は終わりましたが、「飛ぶ魚」のスズキコージ展は12月12日まで金、土、の展示をしています。もうなくなってしまいましたが、オリジナルクッキーはいつもの「たんぽぽ作業所」の方々が展示の絵本『エンソくんきしゃにのる』にちなんで、羊と汽車を作ってくださいました。

 4日の金曜日は午後だいぶたってもどなたも来られないので、きょうはだれもこないのかな、と話していたら、いつも来てくれるMちゃんが、ランチを食べに来てくれて、「おきゃくさんだー」と喜びました。そのあと夕方にもご近所の方たちがお茶をしにいらしてくださって、嬉しかったです。

 そして5日土曜日は「飛ぶ魚絵本の会」お申込みくださった方に加えて当日参加の子どもたちが3人も増えておおにぎわい。スタッフみんなもはりきってクリスマスの絵本を読みエプロンシアター『ブレーメンのおんがくたい』をしました。前日から練習の成果、なめらかなMちゃんのピアノにあわせた歌も入り、すらすらとせりふも動きもぜんぶ体にいれこんでのTちゃんのエプロンシアターには、みんな大喜び。Kちゃんが明るく読んだ、クリスマスってイエス様の誕生がうれしくて伝わっている喜びの日のこと、とかわいい絵といっしょにつたえる『クリスマスおめでとう』(こぐま社)の絵本をみんな楽しんでくれました。そのあと、すこし長めの『子ウサギましろのお話』を読みました。体を黒く塗って2度クリスマスプレゼントをもらおうとした「ましろ」のお話は、ちょっと長いけれど、クリスマスにどうしても子どもたちに読みたくて読みました。ちいさい人たちは最後の方は集中できませんでしたが、ましろの黒くなったからだがもとにもどらず、サンタさんからもらった種を雪を掘って掘って土の中に埋めたところ、体が白くなったあたりまで、とても集中していました。クリスマスの意味とサンタさんのプレゼントのお話が一体になった、ほんとうに子どもの心にぴったりとよりそった愛らしいお話だなあと思います。いつものみんなが好きなひつじさんがおはなしのろうそくを消したあとは、Sさん発案のオーナメントづくり。アルミホイルを丸めた玉にモールを巻きつけて、みんなですごーくかわいい飾りをたくさんつくりました。それを庭の明かりをともしたクリスマスツリーに飾りに行きました。ツリーには小さなお菓子のプレゼントがつるしてありましたよ!

 午後ランチのあとも子どもたちの声が庭や部屋に聞こえてきて、子どもたちの活気いっぱいの「飛ぶ魚」になりました。ほかにもスズキコージさんの作品を見に来てくださった真鶴の陶芸家の方や、ご近所の方たち、わざわざ「飛ぶ魚」を探してスズキコージさんの絵を遠方から見に来てくださった絵本が大好きな裁判所の調停員の方、久しぶりのDくんもやってきて、多年齢の人たちがつどった、なごやかな「飛ぶ魚」の夕暮れでした。