名古屋からの帰路

翌日名古屋からの帰り道、ふたつ寄り道をしました。一つは天竜市の秋野不矩美術館、もう一つは掛川市のねむの木学園とそのどんぐり美術館。どちらも藤森照信さん建築の建物です。秋野不矩さんの絵は、とてもとても好きで、何回かこの美術館はおとずれたことがあります。インドの牛糞の壁を模した壁、インドのピンク色の大理石が敷かれた室内ははだしで歩くとひんやりして気持ちがいい。前に来たとき同様、ぺたんとこの床に座って、絵を眺めていると、不矩さんの絵がすうっと入ってくるようで、とてもいいのです。描かれたすっと伸びた肢体の少年たちの姿は、人間にはいろんな年齢の美しさがあるけど、この年齢の男の子たちのことばのない美しさはほんとにいい、と改めて思いつつ不矩さんの絵の静かな動きと形に魅せられました。静岡のHさんが同じ藤森照信さんの建築と教えてくださったどんぐり美術館はほんとにかわいくてすてきでした。子どもの描いた壁の絵がすっきりと生きる建物と周囲の緑。

ねむの木学園ではちょうどみんなのダンスの練習を見せていただくことができました。リズミカルな楽しい音楽にあわせて、体の動くところを動かして、うれしそうに踊っている姿をしっかり胸にしまって、帰ってきました。