新しい年、2015年

 今日から新しい年ですね。新しい朝、新しい一日、いつもそのことを新鮮な喜びとともに受けとめたいと思います。今朝は息子たち家族と、三石初日の出を、初体験。お林が終わるころ、聞いていたとおりの車の列。たくさんの人が駆け付けた場所でしたが、残念ながら東の空は黒雲に覆われて、雲の切れ目から赤く光るお日様が見えただけでした。不思議なほど寒くなくて、いい日よりでした。早起きして、元日の朝、海を見に行くのは楽しかった。そうそうに引き上げた車から、もう高くのぼったお日様が熱海方面をあの、金色で輝かせているのが見えました。

 帰ってからお雑煮と、丹が好きなあんころもち、お煮しめ、数の子、黒豆などをいただいて、お正月を味わいました。うちの数の子は母譲りのお醤油、こんぶ、お出汁、につけた黒っぽいかりかり歯ごたえのある数の子。息子も私もこの味が好き。息子たちをおくったあと、海の見え方が好きな場所に行って、海を見ました。

 海は青く澄み、岩にあたって打ち砕け白波を高くとばしては、戻って行っていました。地球のエネルギーの躍動を感じることができて、この感じがたまらない、と改めて思うことができました。

そのあと夕方にはあたり一面真っ白の雪景色に。なんとめまぐるしく自然はきょう一日でそのさまざまな姿を見せてくれたことでしょう。

 一歳の孫が、あたりのものを見回して、確認するようすが、新鮮です。彼女にとっては、知らないことの連続をただただ確認して入れ込んでいる。どんなふうに入れ込んで行っているのかしら。この新聞紙と、このことばと、りんごと、パンと、ユリ根と、たこのぬいぐるみと、バッグの中身と、絵本と。私だったら絶対お手上げのたくさんの事柄を、新たに認識し、入れ込んでいく。小さな子どもの姿を見ていると、唐突ですが、命ってすごいな、と感嘆します。人間にはわからないことがたくさんあることを思い知らされます。

 小さな命をそれぞれにいただいている私たち。それぞれに大事にして、いたわりあって、それを阻むものと闘って身を守る基の力をはぐくんでいけたら、と願います。

 今年の「飛ぶ魚」は1月9日(金)からの『鹿目佳代子展』です。11時半からオープンです。暖かな原画そして、年輪を重ね、なおエネルギッシュな絵の数々をどうぞお楽しみください。