関西から戻りました。

 西村繁男さんのTV,面白かったですね! 絵本への姿勢とふだんの暮らしがゆるやかにつながっていて、すてきでした。個人と地域が自然に結びつく生活が、楽しく根付いていくようになれば、個人がのびのび生きやすい地域になるのではないかと思います。

 飛騨高山のポレポレさんに田島征三さんの原画をお返しに行った丹と合流し、待望のスズキコージ展(姫路市立美術館)行ってきました。のどかに晴れた日で、コージさんのおかしなライブ演奏のあと、庭でみんなで紙の冠をつくって、シンバルをたたくコージさんを先頭にパレード。エッツの絵本『もりのなか』のように、思い思いの冠をかむった子どもたちが行進しました。ゆかいな仮面をつけたコージさんが静かにひょうひょうと先頭をあるく姿が印象的でした。それにしてもみんなの作った冠のすてきなこと! とくに指導もしてないのに、展示されていたコージさんの冠や仮面がめちゃくちゃ楽しかったので、刺激をうけたのかしら。コージさんの大作につぐ大作の絵の圧倒的な迫力もさることながら、おもちゃのような遊びの造形物がたくさんあって、そのどれもが美しく自由で、わくわくするものばかりでした。ほんとにコージさんはすごいです。美術館の庭でコージさんのバリで染めた布がたなびくのを見ながら、子どもたちが自作の冠をかぶって遊んでいるのをみながら、座っていると、何もない自然もいいけれど、人間の造形の自由がこんなふうにたなびいている空間も、ほんとに楽しいな、とおもいました。

 その翌日は11月に予定している元永定正・中辻悦子二人展が兵庫のBB美術館で開催中でしたので、見に行きました。白い空間に悦子さんの抜群のセンスで飾られた原画の楽しいこと、きれいなこと!。小さなスペースしかありませんが『飛ぶ魚』の展覧会も工夫していいスペースにできたらいいな、と思いました。そのあと、京都、鳥羽とまわって、とちゅうフェリーに乗ったりしてかえってきました。鳥羽水族館楽しかった!8月にうまれたスナメリの赤ちゃんが、おんなじ形のお母さんといっしょに気持ちよさげに泳いでいる姿があまりにかわいくて目が離せませんでした。水の中ですいすい泳ぐ色とりどりの魚たち、不思議な生き物たち、静かに海藻を食べていたジュゴンも忘れられません。

 9月20日土曜日はフィンランドの旅から帰られたばかりの南塚直子さんのお話会が午後2時からあります。お申し込みは0465-46-7702『飛ぶ魚』まで。TELまたはFAXでお願いします。