崎山さんのお話会

崎山さんご夫婦
崎山さんご夫婦

 崎山克彦さんのお話会、10月26日(土)に無事終わりました。台風情報に心配もしましたが、雨にもかかわらずたくさんの方がいらしてくださってありがとうございました。今島から日本語の勉強に来ているバージーさんも参加され、お医者さまであり月一度はライブもされるという新(あたらし)さんのギターとピアノの弾き語りもあり、盛りだくさんの楽しいお話会でした。はじめに崎山克彦さんが初めてつくられた絵本『サンゴのしまのポポ』を朗読させていただき、そのあとに崎山さんがお話をされました。カオハガン島を23年前に退職金をはたいて買われたときのこと、それから島人の健康、経済をささえるためにされてきたこと、これからのプラン、さらに島のまわりのサンゴ礁の海を守る活動のこと、2050年を目標に後継者たちにカオハガン島の今ある幸せを守るためにしてゆきたいこと、そして島全体をアートの島にする構想などをゆったりと話してくださいました。おくさまの順子さんは、みなさんの質問に答えて、カオハガンキルトについて手際よく、楽しく、説明してくださいました。

 それぞれ違う持ち味ながら仲良しのおふたりといると、どうしてこんなに楽しく幸せな気持ちになれるのか、不思議です。具体的にはいろいろなことに直面し、打開しなければならないことも多々あるのでしょうが、生きることを静かにつつましく楽しんでいる、そのゆったりとした姿勢が、その場にいる人をほっとさせてくれるのでしょうか。

 翌日の日曜日は気持ちよく晴れ渡って、おふたりは丘の上や港を楽しまれ、また貝類博物館をご覧になって、帰られました。島の子どもたちが海の生物とともに暮らしているのに、その知識がないので、小さな博物館がつくれたらいいなあ、と考えていらっしゃるそうです。

 カオハガンという小さな島は、たしかに、地球の未来を支えるひとつの力であると思います。そしてわたしたちの住むこの地域も、希望のポイントとして存在していけるといいなあ、と希います。崎山さんが「これからも協働していけるといいですね」と言ってくださった言葉を胸に、ささやかな「飛ぶ魚」も歩んでゆきたいと思います。
 

お知らせ

コロナの影響で会場をお休みしていましたが、7月10日より田島 征三展の開催を予定しています。