2020年

8月

02日

田島征三さんトーク会、青空の下で!

 毎日お祈りしていたので、神様が梅雨明けを1日早めて、田島征三さんトークの日は気持ちのいい晴れのお天気にしてくれました。これで、戸外で人数制限をしたトーク会、夕食会ができました。そしていつものように湯河原たんぽぽ作業所さんが、絵本「つかまえた」の中の飛び跳ねた魚を、クッキーに作ってくれました。これは参加申し込みをされた方に一枚ずつお土産にさしあげました。
 田島征三さんの出来立ての絵本「つかまえた」(偕成社)の絵本は、田島さんの少年時代の忘れられない体験を、くっきりと表現された傑作です。絵本が生まれる下地になっている体験を、新潟十日町の鉢という村にある「絵本と木の実の美術館」で何をしたかったか、何をしたいのか、から話し始められました。在来の方法で川を作った。そうしたら、そこのきれいな水にゲンゴロウ、サンショウウオなどがすむようになり、また、タヌキ、イタチ、穴熊、そして鳥の王様サシバの姿も見られるようになった。水面を使う芸術は多いが、水面を濁らせるアオミドロを薬品で排除するのではなく、カモに食べさせるなどの方法で生き物が生息できる環境のなかでの芸術を作りたい、と思っている。
生き物と格闘しながら育った環境の中から、生まれてくる気持ちだ。幼い頃、双子の兄弟と、去ってやっととって夕飯のおかずにする魚をブリキのバケツで持って帰る。死なないでいてほしい、どうせ食べてしまうのにうちに帰った時は生きていてほしい、と願う。死んでると弟は泣きじゃくっている。そういう生き物との付き合い方。鳥も食べたくて、罠をいろいろ工夫して作った。夜罠を見に行くと鳥がかかっている。トラツグミはしぶとく、首をひねってもひねっても死なない。諦めて手を離すとフラフラと夜道を歩いて去っていく。その後ろ姿を兄弟で呆然と見ていた時のこと、などたくさん語ってくださいました。そういう生き物たちのいる自然の中の絵本を作りたい。木の実の芸術も絵本も、その想いと通じる。小さい頃から自分の中に住みついている生き物への愛着、喪失感、悔しさ、切なさなどが一緒になった、言葉では言い尽くせないことが押し寄せてきて、この「つかまえた」の絵本はできた、と。
感動と笑いに満ちた青空のもとのトーク会でした。この尊い時間を決して忘れないだろう、という思いでいっぱいでした。
そのあとたくさんのサインをしてくださり、朝日新聞のインタビューをおうけになり、また午前中はFM熱海湯河原、小田原の取材も受けられ大忙しの田島さんでした。夕方は、距離をとった戸外での夕食会。田島さんの話はどんなお話でも、ぐっと迫ってくるものがあります。出版社の編集の方たちも交え、また、岡田和枝さんの三線の音色に耳を傾けた夕暮れ時は、飛ぶ魚に本当に幸せな時間が流れました。田島征三さん、奥様の喜代江さん、そして、足を怪我してて思うように動かない私をサポートしてくださったみなさま、本当にありがとうございました。

2020年

7月

31日

久しぶりに気持ちのいい天気でした。、

きょうは久しぶりにテラスにも気持ちの良い風が吹き渡り、ランチを召し上がってくださった方たちものんびりと過ごされていました。午後には学校帰り、保育園帰りの親子連れも見えて、田島征三さんの原画や絵本を楽しんで行かれました。明日はトーク会のためギャラリーカフェはお休みです。よろしくお願いします。

2020年

7月

26日

こんな本が届きました!

スズキコージさんの画集「スズキコージの大魔法画集」(平凡社)を送っていただきました。コージさんの絵が290点も、入っていて、一つの絵の中に入り込んだら一年は楽しめちゃう。たくさんの絵の合間に、いろんな人のコージさんの姿を綴った文章が入っていて、どれもこれもコージさん。どんな人にもちゃんとこのコージランドには居場所があるよ、という、破天荒なようでいて、優しく誠実なコージさんが見えてきます。ギャラリーに置いておくので、どうぞゆっくり見にいらしてください。
もう一冊は「ペルセポリス」(上下)(マルジャン.サトラビ著バジリコ刊)イランの女の子マルジの自伝的なお話を漫画の技法で描いた、面白く、聡明さみなぎる2冊です。10年ほど前一冊目をみんなで読んでひどく面白く、今度2冊目を手に入れました。イラン・イラク戦争の頃のことなど、一人の女の子がどんな風に暮らしてたかなんて知る由もなかった、何を思い、考えてたかなんて、まるでわからなかった。マルジはその大変ででも私たちとおんなじようなところもある少女の姿を、簡潔に、しかも、的確なセリフを散りばめて描いてくれています。これもギャラリーに置いておくので興味のある方はぜひ手に取ってみてください。スコールと晴れ間が繰り返す今日の本の紹介でした。

2020年

7月

25日

赤紫蘇ジュースいただきました。

雨降りの土曜日、綺麗な赤紫蘇ジュースにうっとり。素敵なお母さんお父さん、子どもたちの家族づれも来てくださり、雨でも楽しい飛ぶ魚時間になりました。「たくさんのふしき」が大好きだったというお父さん、「母の友」を購読したい、といわれていたお母さん、「ちいさなかがくのとも」「かがくのとも」が大好き、という元気な男の子と、スヤスヤ寝顔の愛らしい女の子のご家族。みんなそれぞれに好きな本がそばにあって満ち足りているっていいなあ。

2020年

7月

25日

きのうは雨は降らなかったけど

田島征三展、きのうは雨が降らず、みなさんテラスやガーデンで楽しみ、田島征三さんの絵で元気をもらって、楽しまれました。でも、今日は昼前からすごい雨降り。窓の外も雨で真っ白、時々雷も鳴ります。ランチを召し上がった方たちも、外にもでられない降りでした。田島征三さんの、新潟の「絵本と木の実の美術館」にも何度も足を運ばれたというご夫妻。新作の絵本の原画とランチを楽しまれていました。それにしても何という気候なのでしょうか。いつもは海に行ってお魚と泳いでいる時期なのに。海もお休み、コロナは、正体まだまだ不明。免疫検査すらなぜか後手後手。でも田島征三さんの絵に囲まれて、元気でいよう!
来週の金曜日、7月31日は普通どおり11時30分よりオープンです。8月1日土曜日は田島征三さんトーク会のためギャラリー.カフェはお休みです。トーク会は定員に達したので締め切らせていただいています。よろしくお願いします。

お知らせ

コロナの影響で会場をお休みしていましたが、7月10日より田島 征三展の開催を予定しています。